太子プログラミングクラブ第2期始動!~Pythonコードの写経から~
2025年1月17日は、太子プログラミングクラブ「初級コース第2期」の1回目を実施しました。
第2期は6ヶ月にわたって開催します。かんたんなゲームを作りながら、プログラムの基礎を学習していきます。最後は、Webに公開し、ブラウザで動かすところまでしたいと考えています。そのへんは、全体の進み具合をみながら決めます。
タイピング練習
第2期から参加のメンバーもいるので、最初のタイピング練習はていねいにやりたかったのですが……。大変申し訳ありません、WiFi環境の確認ミスで、ドタバタでやってしまいました。次回、しっかりフォローします。
ちなみに、タイピング練習で使うツールは、第1期と同じです。
- 無料タイピング
https://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing/ - 寿司打
https://sushida.net
じゃんけんゲームを写経する
今回は生成AIを使わず、自分でコーディングするのがメインです。
もうすでに完成したプログラムコードを、そのまま自分で入力することを俗に「写経」といいます。スポーツで言うところの、先生のお手本のとおりに体を動かすことに相当します。型練習です。
はじめてプログラムを覚えようとするとき、だれかのお手本を真似することで、一流の感覚を身に着けます。
第1期は6回しか実施していないにも関わらず、第2期から参加のメンバーと差があることに驚きました。もちろん、その差は埋めますのでご安心ください。それにしても、メンバーの上達に感服です。
一字違いが大違い
30行くらいのコードなら、あっという間に入力が終わってしまうのが恐ろしいところです。
しかしながら、プログラムが動くかどうかはわかりません。
1字間違えただけで、プログラムはエラーを吐いて止まってしまいます。そのへんのシビアな感覚をつかむのも写経の狙いの一つです。
コードの説明をしました
今回は入力したコードの意味を理解してもらいます。もちろん、そこは丁寧に説明します。
小学生でも理解できる言葉を選ぶのは、なかなか難しいのです。プログラミングの専門用語や概念を小学生が理解できるように変換するのは、われわれの腕の見せ所でもあります。はい、精進します。
説明した重要な要素は、以下の通り。
- 条件分岐→もし~なら~する。~でないなら~する。
- 論理式→「はい」「いいえ」で答えられる問い。
- ライブラリ→自分一人ではわからないときは、辞書を使う。
次回の予定
次回は、第1回で写経しきれなかったメンバーは仕上げます。できたメンバーはもっと使いやすいプログラムに改良していきます。