相生コンピュータークラブ・本格オープン!~Scratchでプログラムの考え方を学ぼう~

2025年1月15日に、相生コンピュータークラブが本格始動しました。

コンピューターの使い方に慣れないメンバーも多数あり、まずはそこからスタートです。

タッチタイピングの練習

クラブのはじめにタッチタイピングの練習をするのは、光都ICTクラブや太子プログラミングクラブと同じです。

わたしが主催するクラブでは、ほとんどキーボード入力をしないScratchのようなビジュアルプログラミングではなく、本格的なテキストプログラミングに取り組みます。タッチタイピングは基本の「き」です。

使うツールは以下の2つです。

無料タイピング https://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing

寿司打 https://sushida.net/

タッチタイピングは身体技能です。いうなれば、自転車に乗るのとおなじです。一度身体が覚えてしまえば、一生忘れることはありません。

キーボードに代わるような文字入力手段は、今のところ存在しません。コンピューターと付き合っていく限り有効なスキルを、正しく身につけてください。タッチタイピングの書籍も出版しているわたしが、タッチタイピングの上達のコツをすべて教えます。

そして、次にわたしの入力速度を超えるメンバーが現れるのを楽しみにしています!

Scratchで多角形を描くプログラムをつくる

本日取り組むのは、Scratchで多角形を描くプログラムです。わたしが色んなところで披露している実績のある内容です。

新しく参加したメンバーへのメニュー

4月3日の水曜日のクラブ活動から、あらたにメンバーが参加しました。導入メニューと大学入学共通テストの「情報」科目対策を実施しました。 Contents1 導入メニュー2 タイ…

一回一回精一杯真剣に取り組んでいますが、進め方は毎回アップデートしています。そのとき出席しているメンバーの反応をみながら、より効果的な進め方にしています。

Scratch嫌いのわたしが初回にScratchを使うのは、次回からのPythonプログラムの理解を深めるためです。ここでの狙いは、以下を肌感覚でつかむことです。

  • プログラムは画面の上から順に実行される
  • コンピューターには明確に指示しなければならない

そして、プログラムを組むうえで重要なのは、規則性を見つけることです。←初めて言語化したかもしれません。しばらく気に入って連呼するかもしれません。

規則性を見つけると、エレガントなコードになります。さて、参加したメンバーは、色々試行錯誤しながら多角形を描くときの規則性をみつけたようです。

このプログラムに関して、わたしは答えを知っています。しかし、答えを教えることがクラブの目的ではありません。自力で答えにたどり着くことが目的なのです。もっと言えば、わたしが知っている答えよりも、さらに良い答えを導き出してほしいと思います。

教えてもらった答えをそのまま使っても価値はないのです。みずからたどり着いた答えにこそ、千金万金の価値があります。

さて、次回はPythonプログラミングです。今回Scratchでつくったプログラムを、Pythonで作り直します。