光都ICTクラブ(2026年6月)~4bit加算機→フリップフロップ~

金曜日は、毎週(第五金曜以外)光都ICTクラブの定例会が開催中です。メンバーみんなが、それぞれ課題を持ち寄って取り組んでいます

4bit加算器完成!

基本的な論理回路ICを使った4bit加算器は完成しました。続いて、74HC283(4ビットバイナリ全加算器IC)を使って、同じ回路を作ります。

4bitCPUを作ろうと頑張っているところ。この日は、CPUの要素の一つ全加算器を作ります。

基本的な論理回路ICで作ると、5つのICが必要になり回路がとても複雑になるところを、74HC283を使うととんでもなく簡単になります。そのメリットがよく分かります。

回路を組んでいたら、もちろんテストします。頭の中だけで考えてもダメなので、紙に書いて確認します。

それにしても、大学生レベルの回路をよく制作できたと思います。中学校3年生の2人です。

この調子で、続いてフリップフロップを作っていきます。フリップフロップはメモリ(今話題の高騰していている半導体メモリですね)を作っていきます。

なお、ご褒美というわけではありませんが、DDRメモリ中古をプレゼントです。

CubeLEDの裏面配線

回路のハンダ付けは、地味ではありますが重要です。
これはプログラムと一緒で、一字一字を入力するのは大変地味な作業ですが、だからといって適当にやってしまうと、結局動かないということにつながります。

地味で細かいことを丁寧にやる、根気のいる作業ですが、何にも通用する、真理とも言えるものですね。

久しぶりのラズPico

こちらの二人は先輩に触発されたようです。Raspberry Pi Picoをやりたいということで、久しぶりのラズベリーパイPicoをやってます。

しばらくソフトウェアばかり触っていたので、次はハードウェアをやりたいということになりました。

こちらからは「3x3x3CubeLEDを作ってみないか」と提案しました。どうやららやりたいとのことですので、次回からCubeLED製作を開始したいと思います。

セガサターンの修理

こちらのメンバーは、最近、手当たり次第に古いゲーム機を持ってきています。

先日はPlaystation2を触っていて、今回はセガサターンのようです。電源が不安定ということなので、電源周りの基板を見直すことにします。

基板を開けたらコンデンサがおかしい、というふうに当たりをつけているようです。しかし、少し考えなしにコンデンサを疑ってかかっているみたいなので、そこは軌道修正をしましょう。

電源回路については、今回LEDがフラフラと点滅しているということなので、電源の電圧の状態を疑います。つまり直流側の出力がうまく出ていないのだと思います。交流100Vを直流の5Vや12Vに変えているはずですが、その変換デバイスのどこかに問題があるというふうに目星をつけています。

交流直流変換(AC-DC変換)の基本原理を理解した上で、どのデバイスが悪いのかを当たっていきます。おそらくコンデンサだとは思いますが、ネットで手当たり次第に調べても答えにたどり着けるかは分かりません。ある程度理論的な当たりをつけた上でネットやAIを活用すれば、より良い答えが得られます。

標本化定理とはなんぞや

標本化定理について詳細を知りたいと要望がありました。その説明です。

「標本化定理」と難しい名前がついているけれども、グラフを描いたことがある人なら感覚的に理解しているはずです。内容自体は、難しい話ではありません。

「波形中に含まれる周波数の2倍の周期でサンプリングすれば、もとの波形を再現できる」というものです。

工学的に実際のところは3倍くらい欲しいところです。理論的には2倍のサンプリング周期で十分です。

万人向けの説明は良い書籍があるので、そちらを読んでください。

クラブなら、メンバーの理解しやすい例を出しながら丁寧に説明します。

大人の新人さんが入りました

仕事でラズベリーパイPicoやラズベリーパイ、Pythonでの動画解析をしたいということで、大人の方が入会されました。

大人の方であれば、ある程度は自分で本を読んで進められると思います。ですので、こちらに来る前(クラブに参加する前)に連絡をいただいておけば、ある程度目星をつけて、調べる方向性などをお伝えすることができます。

クラブに来てイチから学ぶというよりかは、ここで確認をするという形の方がいいかなと思っています。

本にも載ってないようなことを、我々は知っています。おそらくWebのどこかには書いてあるんでしょうけど、そこに辿り着けるかどうかというのは、専門外の方にとっては難しいものです。

AIに聞いたとしても聞き方が曖昧になるため、コツというか核心の部分になかなか辿り着くことはできません。

それこそクラブに来て、経験豊かなスタッフに聞くというのが一番いいのではないかと思います。実際に自分たちでプログラムを書き、回路を作って、散々失敗してきたスタッフがいます。そうした百戦錬磨の知識や知恵を盗んでいってもらえれば幸いです。