モーター制御編4~プログラムは一休みでモーター製作~

2024年9月6日(金)は、8割ほどの出席でした。

  • 18時00分~18時30分 タイピング練習
  • 18時30分~19時50分 3極モーター製作
  • 19時50分~20時00分 あとかたづけ

タイピング練習

タイピングの練習は、「寿司打」です。

いまだわたしのハイスコアは破られていません。そして久しぶりに、わたしも高いスコアを出しました。台風で一週間あいたとき、さぼってたな~。

3極モーターの製作

ラズPicoでモーターを動かすプログラムに取り組んでいたところですが、いったんおやすみます。かわりに、3極モーターを製作します。この3極モーターは、まなB'sテクノ主催の夏休み宿題おたすけプロジェクトで製作したものと同じモーターです。

夏休み宿題おたすけプロジェクト好評で終わりました!

科学工作(3極モーター製作)のようす 募集要項 夏休み宿題おたすけプロジェクトの「科学工作宿題おたすけ会」に光都ICTクラブとしてサポートします! 三極モーターを工…

夏休み宿題おたすけプロジェクトは、工作メインでした。しかし、金曜クラブは作った3極モーターをプログラムで動かすというところが一味違うのです。

さて、モーター製作はコイル巻きですべてが決まります。そして、コイル巻きが一番難しいのです。

このモーターには極(でっぱり)が3つあり、それぞれにエナメル線を70回ずつ巻いていきます。ところが、なぜかわからないけれどエナメル線がからまるのです。

おためしでわたしが作ったときは、こんなにエナメル線がからんだ記憶がありません。おそらく、メンバーがコイルを巻くときにわたしが見落としているなにかがあるのだと思います。それにしても、軒並み全員がやられています

さて、コイルの巻き方にもコツがあって、ふんわりと巻くと最終的にコイルが他の部品と干渉して動きません。場合によると、エナメル線が削れて最後には動かなくなります。

では、コイルをきつく巻くにはどのように巻いたらよいのでしょうか。それは、「整然と巻く」「鉄心が動かないように強く握る」「力が入る場所を持つ」など、いくつかあります。これは、いくら口で説明しても、最終的には身体で覚えるものです。

モーターは、かんたんに電気エネルギーを運動エネルギーに変換するパーツです。生活のあらゆる場所に使われているにも関わらず、その仕組みや構造について考える機会があまりありません。実用的なモーターの仕組みがわかるこの3極モーター製作キットは、仕組みや構造を知るのによい教材だと思います

実は、わたしはこの3極モーター製作キットを30年前の小学生当時に作った記憶があります。作ったと言っても、わたしではなく父がほとんど作ったのだと思います。自分で作ることはなかったかもしれないけれど、できあがったモーターのブラシ部分に強く興味を持ったのを覚えています。(たぶん、モーターを動かすときに火花が出るから)

難しいことは、すなわち面白くないことではありません。難しくても、面白いことはたくさんあります。もちろん、理解できるかどうかはわかりません。理解できなくても、なんか楽しい、面白いと感じてくれたらうれしいなと思いながら今回のモーター製作を企画しました。

難しいと連発したものの、金曜クラブのメンバーは何につけ仕上がりが早いのです。日頃のわたしのスパルタの成果です。

次回、次々回には、作った3極モーターをプログラム制御できるかな?