CoderDojo@播磨科学公園都市(2026年9月)~回路はんだづけ~

CoderDojo@播磨科学公園都市は、光都ICTクラブ金曜日の活動場所と同じ「光都プラザ コトハナ」で、毎月第3金曜日開催しています。

ニンジャ(メンバー)の取り組み成果をご紹介

CoderDojoは、自分で課題(テーマ)を持ってくるのルールです。自分がやりたいことをそれぞれが持ってきます。

ゲーム機のスピーカー修理

20年ものの携帯ゲーム機のスピーカーが壊れてしまったということで、修理をしているニンジャです。

前回、部品取りで使ったスピーカーがうまく取り付けられませんでした。今回はパーツを買ってきたので、筐体に収まるように取り付けていきます。

私も一緒に見ていて勉強になったのは、ダイレクトスピーカーというのは枠の強度も十分に必要だということです。

このあたり、私もスピーカーに詳しいわけではありませんでしたので、ニンジャが取り組むのを見ていて、少しずつ知識を蓄えているところです。一人で電子工作やプログラミングに取り組んでいると、自分の興味の範囲でしか物事が進んでいきません。

しかし、こういった場で他のニンジャと触れ合いながら取り組んでいると、自分の興味の範囲を超えたところまで知識が広がります。その分、自分にも技術の深みが出るわけです。これが集団での学習の良さかなと思います。

「早く行きたければ一人で行け、遠くまで行きたければみんなで行け」
これはアフリカのことわざですが、ある国の首相も引用していました。

自分でも学習しつつ、集団の中でお互いに影響し合いながら、腕を磨いていってくれればと思います。

4x4x4 CubeLED

中学1年生の忍者たち、キューブ LED の製作を進めているところです。トランジスタや抵抗などのパーツのはんだ付けは終わったところです。

裏面の配線を、スズメッキ導線をはんだ付けしながら進めています。

配線のハンダ付けは、慣れないと難しいと思います。ここは私がお手本を見せて、「こういうふうにやるんだよ」というのを示しました。

まだハンダごての扱いに習熟しているわけではありません。その状態で難しいことに進んでも、なかなかできるものではありません。技能というのは、繰り返しの練習によって身につくものです。

しかしながら、最初にお手本を見せてあげると、自分での100回の練習に相当するような場合もあります。まずは目で見てやり方を覚えて、次に手を動かすのが大事な場面です。

少し私のサポートが足りていなかったので、この日にサポートができたのは良かったと思います。お手本を見せた後は、かなり順調に進んでいるようでした。

ハンダ吸取り線の使い方

ハンダ付けを失敗して違うところにハンダが乗ってしまったり、いもハンダになってしまったりしたときはハンダ吸い取り線を使います。

最近気づいたのですが、鉛フリーハンダはハンダ吸い取り線が使いづらいということです。そこで、鉛フリーハンダでもハンダ吸い取り線を使ってしっかり除去できるようなテクニックを教えているところです。

鉛フリーハンダは融点が高いのです。つまり溶けにくいのです。

溶けにくいハンダに対してハンダ吸い取り線を使おうとすると、ハンダ吸い取り線に熱が逃げて、もともと溶けにくいものがさらに溶けにくくなります。ハンダ吸い取り線は溶けたハンダを吸い取るものです。したがって、ハンダが溶けなければ効果がありません。

また、ハンダ吸取線は銅線であって、この表面が酸化します。酸化した銅にはハンダが移りません(移動しません)。したがって、やに・フラックスをうまく使う必要があります。うまくと言っても、フラックスをのせて使うだけです。

溶けにくい鉛フリーハンダを吸い取るときは、鉛入りハンダ(昔からのハンダ)を先に盛ってから吸い取ります。そうすると熱が伝わって、除去したかったハンダの塊全体が溶けやすくなります。そこでハンダ吸取線を使って吸い取る、というテクニックです。

こういったはんだの使い方について、Webを探してもあまり載っていないんですよね。私はこういったものを、文献を読んだり科学的知見に基づいて考えたり、あとは試行錯誤して得たわけです。現場の知識として伝えられればと思っております。

Dojo点描

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