光都ICTクラブ(2026年5月)~中学生レベルを遥かに超えてきた~

金曜日は、毎週(第五金曜以外)光都ICTクラブの定例会が開催中です。メンバーみんなが、それぞれ課題を持ち寄って取り組んでいます。
Contents
CPUを作る準備
4bitCPUを作ろうと頑張っているところ。この日は、CPUの要素の一つ全加算器を作ります。




ロジックICを組合せて、1bitの足し算ができる回路を組み立てます。1bit全加算器が出来上がれば、直列に組合せTて4bit全加算器を作ります。
学校で習うとしたら、大学の工学部レベルの内容です。しかし、やっていることは至極簡単。1と0を規則にしたがって切り替えていくだけです。
ここが重要なところで、「コンピューターは極めて簡単な仕組みを組合せて出来ている」ということです。
漂遊キャパシタにやられた
全加算器回路を完成させた二人。動きを確かめていると、理屈通りに動かないことに気づきました。なぜか出力として接続したLEDが点滅します。
回路のどこかが短絡していると推定し、回路の調査から。調査のときに、いかにわかりやすく配線するかが重要なのが身にしみてわかります。
そして、回路はシロ。スタッフも一緒に頭を悩ましていました。ロジックICが壊れているのかなあ、なんて考えていました。
しかし、現代の電子パーツで初期不良を疑うのは最後の最後です。なにかおかしい要素があるはずです。
回路をもう一度確かめて、配線に間違いがないことを確認。
すると、あっ、入力の0が浮いてる! 電圧0VOFFを単に離線しただけでした。これだと、目に見えないキャパシタのお陰で入力電圧が安定しません。そのため変な動作になります。入力0のLowはGNDにきちんと落としましょう!


メンバーから、なんで票遊キャパシタがあるんだ?と聞かれました。不導体を導体で挟んだらそれがキャパシタなんだと説明しましたが、難しいよね。
目に見えないものを扱うのが電気の世界。いかに想像力で抽象化して考えられるかが、深く理解するための導線です。
CubeLEDをつくる
こちらは、二人目のCubeLEDメンバー。ゆっくり作っておりますが、6月にはできるかなあだそうです。


なんだかんだで手際が良くなってきました。やりきれば、自信もつくし、腕も上がります。
アルゴリズムの勉強中
Pythonでアルゴリズムの勉強をしているメンバー。2進→10進変換と10進→2進変換に取り組んでいるのですが、よくわからないようです。
写真は、数学の先生に理屈を教えてもらっているところです。



2進数自体は高校数学なので、後3年以上先に学校で習います。だけど、プログラミングを深化させていくなら、早めに2進数に慣れ親しんでおきたいところです。高校まで待つとか、悠長なことは言ってられません。
プログラミングは総合力です。小中学生だろうが、必要とあれば高校・大学の内容を躊躇なく取り組ませます。難しいかもしれないけれど、それが楽しい!
アプリ制作チームはコスト調査中
アプリ制作チームが作った仕様書を私も読んでみました。すると、機能モリモリですごい仕様になっていました。
自分たちで作るのでそれは問題ありませんが、ランニングコストがかかるのを当人らは認識しているのかなあと思いましした。案の定、まったく考えていなかったので、コスト調査の上どうするのかアドバイスしました。


アプリ開発にかかる人件費は、自分たちで作るなら0円でもいいでしょう。しかし、サーバーを借りるとか、ものを買うとかになるとコストがかかります。そのコストを誰がどのように負担し、どう回収していくのかを考えてもらいます。
なお、「親に出してもらう」というような無条件の資金調達は禁止しております。
お金がいるなら、自分たちのお小遣いを使うのか、誰かに借りるのか、株式を発行するのか、調達方法を考えましょう。
ランニングコストが高い
それで、ランニングコストの見積が月額で結構な金額になった模様です。
コストを許容できないなら、その分機能を削るしかありません。限られた条件下で優れたアプリを作るにはどうした良いか、知恵を絞りましょう。
持たざるものは、持たないなりの戦い方があります。
プレステ2修理の続き
プレステ2の修理をしているメンバー。家に帰って起動したら、映像出力しないのでコンデンサ換えるからちょうだい!と言ってきました。
コンデンサなんて売るほどあるので、何個か分けるのは問題ありません。が、気になるのは、なぜコンデンサを換える結論になったかということです。
聞いてみると、まあ納得できる答えでした。Webに書いてたとか、AIに聞いたという答えならわたしませんでした。ある程度自分でも考えたようなのでOKです。
基板がすごい
コンデンサ交換のために、プレステ2の筐体を開けてみてびっくりです。メンバーと二人で基板の綺麗さに惚れ惚れしました。
ゲームボーイは、まだ手はんだかなあと思わせるような作りでした。しかし、プレステ2は完全に機械はんだでしょうな。回路密度もさることながら、全体のつくりに隙がありません。さすが輸出禁止になっただけあります。

