生成AIプログラミングで塾いらず、教室いらずになるかも
6月11日の水曜日のクラブ活動は、前回に引き続き生成AIプログラミングです。
メニュー
- 18時00分~18時30分 タイピング練習・アルゴロジック
- 18時30分~21時00分 プログラミング各自の進み具合で
タイピング練習
タイピング練習とアルゴロジックはいつものとおりです。
無料タイピング https://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing
どのメンバーに聞いても、右手の小指で「P」「-(長音符号)」の入力が難しいようです。頻繁には使わない小指が、タイピングのときだけは縦横に酷使されるので仕方ないことかもしれません。
コツは教えてあげられます。しかし、最終的には自分で気づいて慣れるしかないのです。習熟度を上げるには、右手専用タイピングがかなり有効です。
さて、アルゴロジックも順調に進んできています。
わからなければ、次に進みましょう。次の問題に取り組むことで、棚上げしていた問題の答えをひらめくことがあります。その場に立ち止まらずに、とにかく前に進みましょう。
生成AIのクセを知りつつ、使う
生成AIを使って、プログラミングを進めています。基本的な使い方を示して、あとは試行錯誤です。
生成AIが作ってくれたコードを、最終的に動かして確認するのは人間です。このあたりは使い方に慣れておく必要があります。
ある程度できるようになったら、AIにさまざまな指示をして、結果を確認しながら進めていきます。こちらの指示の仕方で、AIの反応が変わります。
AIは、指示する人間の理解の範囲を超えない
AIは、太鼓とおなじで、大きく叩けば大きく音がでるし、小さく叩けば小さい音しかでません。
あいまいな指示で吐き出されたコードは、やはり品質がイマイチで、望むような結果になりません。細部までしっかり指示をすると、驚くほど高品質にアウトプットしてくれます。
つまり、指示する人間が、自分の望むものをしっかりと言語化できているかが肝です。
これ、現実に業務のシステム化でも重要なところです。ユーザーが仕様を言語化できいないのに、行き当たりばったりでシステム化すると、大失敗します。金をドブに捨てるようなものです。
今のうちにAI相手に訓練しておくと、どこかで開花します。
教えるだけの塾や教室が淘汰されるのが見える
自分で生成AIを使わせていて思うのが、プログラムを教えるだけなら、生成AIの方が優秀です。生成AIを先生に、自宅で本を読みながら、独学でいくらでも上達できます。
学習塾も同じで、ある程度生成AIを使えるようになったら、自分で先に進めます。
たとえば、下の写真のメンバーは、生成AIのさわりを教えたら、自分なりに改良を始めました。わずか1時間半で、かなりの品質の横スクロールシューティングゲームを作っていました。
わたしがコーディングを教えたとして、1時間半でこれだけのゲームを作らせることはできません。
では、クラブの存在意義とは何か。太鼓を大きく叩く力をつけてあげることだと思います。本気で考えて実践していかないと、見限られるなあと恐々としています。