太子プログラミングクラブ2-10~さあ、作ろう~

2025年5月23日は、太子プログラミングクラブ「初級コース第2期」の10回目を実施しました。準備不足な気もしますが、あと3回、自分のゲームを作っていきます。

タイピング練習

タイピング練習は、15分でもやります。タイピング練習で使うツールは、いつものです。

  • 無料タイピング 
    https://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing/
  • 寿司打
    https://sushida.net

やっぱり右手が苦手なメンバーが多いので、右手だけの特訓メニューを。

Mytyping(右手専用タイピング) https://typing.twi1.me/game/15206

日本語入力をすると、右手は左手と違って人差し指方向も小指方向も忙しく動き回ります(英語だと日本語入力より左手の動く量が増えます)。そうすると、右手がホームポジションに戻りきれずに迷子が多発します。この迷子が、記録が伸びない原因ではないかと考えています。

で、このタイピングゲームは結構ハードです。効きそうな予感があります。

HTML・CSS・JS写経の続き

前回残したHTMLとCSSとJSの写経がありますので、まずはこちらを片付けます。

ごくかんたんなコードを、メモ帳を使って入力していきます。この狙いは、以下のとおりです。

  • 特別な開発環境を構築しなくても開発できることを知る
  • Pythonとの言語仕様の違いを体感する
  • そのうち特別な開発環境を導入して、その差異を体感する(便利さを思い知る)

ということで、できるだけかんたんなコードにしたつもりが、なかなかハードだったなあというのが感想です。それでも、きちんと動いたメンバーもいます。

生成AIプログラミングでゲーム作り

一段落したところで、真打ち登場です。いよいよゲーム作りの本丸です。

自分の構想をすべてコーディングできればよいですが、この短い時間ですべては無理でしょう。そこで、生成AIの力を借りてコーディングを進めていきます。まずは生成AIの使い方の説明から。

太子プログラミングクラブでは、第1期でも生成AIを使いました。しばらく使っていないのと、サイト側に仕様変更があったので、復習を兼ねて説明ました。

そして、デモンストレーションでPythonを使ってスイカゲームを作らせてみました。はい、大失敗で、動きませんでした。3つの生成AIを使って、全滅です。画面が出てきて、落ち物ゲームとわかるくらいはできるだろうと読んでいたのに、大変な読み違いでした。

デモンストレーションの目的は、「使う生成AIで結果が違うこと」「あいまいに指示しても良い結果が得られないこと」を目の当たりにしてもらうことでした。でも、思った以上に成績が悪く、残念な結果に終わりました。

では、テトリスならおそらく一発でそれなりのものができるでしょう。こちらは読み通り、ですが、きれいに出来すぎてあまり参考になりませんでした。

Pythonで作ってからJavaScriptに変換する手間をかけるのは、生成AIの得手不得手を知ってもらおうという狙いです。

今日はさわりだけ。次回、生成AIを使ってゴリゴリ作っていきます。