モーター制御編2~RaspberryPi PicoでモータードライバDRV8835の接続~

2024年8月16日(金)は、5割ほどの出席でした。お盆ということで出席率は少なめ、というかお盆なのに5割は出席とは。メンバーみんな熱心です。

  • 18時00分~18時30分 タイピング練習
  • 18時30分~19時50分 配線とモーターを動かす準備
  • 19時50分~20時00分 あとかたづけ

タイピング練習

タイピングの練習は、「寿司打」です。

わたしのスコアをメンバーに越されそうなところで、しばらく攻防を続けています。そろそろわたしも本腰を入れないと、無惨に抜かれそうなのでこの日は一心不乱に寿司打です。

わたしがクソ真面目にタイピングの練習をしていたからか、メンバーもいつになく真剣に練習していました。いつもならテトリスをするところが、それすら忘れてみんなで寿司打です。

ところで、最近急激にスコアを伸ばしてきたメンバーに心当たりがあるか聞いてみました。すると、プログラムを動かしている待ち時間に練習をしているということでした。素晴らしい時間の有効活用ですね!

Raspberry Pi PicoとモータードライバDRV8835を接続する

モーター制御には、DRV8835を搭載したモータードライバを使います。配線と並行して、前回できなかったメンバーははんだ付けです。

モータードライバの使い方は次回以降にゆずるとして、今回はブレッドボード上に配線を行います。回路は、ホワイトボードに書きました。

写真の回路は、モーター用の電源を接続していません。そのまま配線しても動きませんので、ご注意ください。

モーター制御の少しややこしいところが、モーター用の電源を用意しないといけないところです。LEDのようにラズPicoからの電源で動作させられたらよいものの、GPIOに直接モーターを接続しても動きません。

動かないだけなら良いのですが、接続の仕方によってはラズPicoを壊しかねません。いや、壊した数だけ上達するので、壊してもらって結構なのですが。とは言いつつも、やはり壊さなくてすむなら、壊したくないものです。

ということで、いつもより慎重に。

写真を見ながら、良くない部分に気づきました。次回手直しします。

というか、オームの法則すら習っていない小中学生に電子回路を教えるのは、めちゃくちゃ難しーなー。やってることは、工業高校~大学の工学部レベルです。

きれいな配線のすすめ

ブレッドボードの配線で、いくつか質問が出ました。ルールではないけれど、マナーみたいなものなので、積極的に破る理由はありません。ご参考に。

ブレッドボード端の赤青ラインは電源として使う

ブレッドボードの両端には、縦方向に赤と青のラインが入った穴があります。これは、電源ラインとして使うのが良いのです。

電源は、複数のデバイスでも共通に使います。その用途で使いやすいように、ブレッドボードの縦方向に配置されているのです。

もちろん、電気的には信号ラインとして使えます。しかし、積極的に信号ラインとして使う理由はありません。電源ラインとして使いましょう

ブレッドボードに合わせて、ジャンパピンを差し込む

ジャンパピンが斜めになったり、交差したりするのはよくありません。なぜか、単純に醜いというのもありますが、見にくいのです。

あとから配線を追って調査することは、しばしばあります。配線がごちゃごちゃしていると、追うだけで一苦労です。配線は、きれいに、短く! これは鉄則です。

制御プログラムはLチカと同じ

はやいメンバーはモーター制御プログラムを書いていました。基本的にはLチカのプログラムで書いた、GPIOの制御プログラムを書けば問題ありません。

ホワイトボードにピンの意味を書きながら、簡単なヒントをあげるとプログラムを書けるようになってきました! やった!!