相生コンピュータークラブ第1期(2026年1月)~乱数とドリル~
2026年になりました。相生コンピュータークラブも2年目に突入します。
1年間さまざまなテーマに取り組んできました。先に進むだけでなく、半歩戻りながら、基礎を固めていきます。途中から参加するメンバーにもとっつきやすいように工夫しながら進めていきます。

Contents
タイピング練習とアルゴロジック
タイピング練習とアルゴロジックは、今年も変わらず取り組みます。タイピングはパソコン操作の基本、アルゴロジックはプログラミング思考の基本です。
まずは正しく続けること。行き詰まったら、正しく考えることです。週2回でも半年もすれば成果がでます。あせらず、じっくり取り組むことが大切です。
この基本コースだけのプランも用意していますので、いきなりプログラミングは難しそう~と思う方はこちらをどうぞ。12月から新しいメンバーが増えています。
乱数とは何か
年始めの本編は、乱数の復習から。乱数とは、「ランダム(デタラメ)な数字」のことです。
ちょっと考えてみましょう。乱数を使うと何が嬉しいのでしょうか? 何に役立つのでしょうか?
乱数が使われる場面・要素は、例えば以下のようなものです。
ゲームで敵の動きが分かっていたら、それは全然面白くないでしょう。トランプで遊ぶにしたって、何が配られるかわからないから楽しいです。
また、現実世界には物理法則だけでは説明できない予測不能な要素がたくさんあります。これを乱数で置き換えることによって、より現実感が増します。
Pythonで乱数を使うには、以下のとおりです。1~10のうち、ランダムに表示するプログラムです。
import random
print(random.randint(1, 10))たったこれだけで、乱数が使えるなんて大変便利です。
Scratchとの対比
ロジックを意識してもらいたいとの思いから、同じプログラムをScratchで併記してみました。

Scratchでプログラムをやってみて、Pythonでもやってみる。同じことを実現しているので、類似点があるはず。そこに気づいてほしいのです。
ドリルをScratch+Pythonで
年末に取り組んでいたPythonドリルを、Scratch併記で取り組みます。これも考え方は同じで、ScratchとPythonの類似点を意識しつつ深めてほしいとの思いです。
コードが書けることよりも、プログラムの構造やロジックを考えることのほうが重要です。複数の言語を行き来することで、それを意識してほしいのです。

動作テストの重要性
偶数・奇数の判定プログラムを作っていたメンバー
「この数字でOKだから……もう一つ数字を入れてみよう。……こっちの数字でもOK。できた……」
そばで見ていて、素晴らしいなあと思いました。「なんで2回数字を入れたの?」と聞くと、「前に1回だけ試してだめな時があったから」とは、経験が見事に生かされています。
私たちでも動作テストは、面倒なのでついついサボりがちです。で、サボった分岐ルートでバグがあって、デスマーチ突入なんてよくある失敗談です。
分岐を使ったときの動作テストにはコツがあって、境界値付近を念入りにテストしましょう。もちろんそれだけではありませんが、まずは境界値を確認するのがセオリーです。
ともかく、動作テストのセオリーに自分でたどり着いたメンバーはえらい!

