SEになろうプロジェクト第2弾-第1回~現状を把握する~

「SEになろうプロジェクト」は、プログラミング言語の仕様を学ぶのではなく、プログラムで現実の課題をどのように解決するかを体感するプロジェクトです。第2弾は、レクリエーションゲームのデジタル化に挑みます。
レクリエーションゲームを実際にやってみる
ゲームをデジタル化すると言っても、いきなりプログラミングから始めるわけではありません。まずは、ゲームの内容を理解しないとプログラムできません。
まずは9人を3班に分けて、実際にゲームをプレイしてみます。説明書はあるものの、実際にプレイをしてみると、色々疑問が出てくるものです。
ゲームプレイが終わったら、説明書に書いていないことを書き出していきます。

あんまり書いていませんが、この工程が結構大切です。「言語化する」というのはプログラミングにおいて必須のスキルです。反対を言えば、ここがしっかりしていればコーディングはできたも同然です。
生成AIに仕様を書かせる
現実のシステム制作では、要求定義・要件定義が終わったところで設計を始めます。全部をメンバーに任せるには時間がないので、一部を生成AIを使いながら担当してもらいます。

どんなものか見たこともないものを作るので、目を白黒させながら取り組んでいました。しかし、生成AIの力を借りつつ、基本設計としてうまくまとまった感があります。それにしても、生成AIの使い方がうまくなったなあと思います。
プロトタイプを作ってみるか
メンバーは普段ゲームに慣れているだろうから、デジタル化もイメージできるだろうと踏んでいました。しかし、あまりピンときていない様子です。
ならば、ここまでの内容で次回までにプロトタイプを作って、それをたたき台に改良する方向に軌道修正しましょう。
具体的なものがでてくると、イメージもしやすいはずです。
次回予告
次回は年が明けて2026年1月10日9時30分スタートです。
