相生コンピュータークラブ第6期(2025年11月)~サイコロプログラムを作る前にリストの復習~
第6期は、サイコロプログラムを作ります。今まで作ってきた「黒い画面に文字だけのプログラム」ではなくて、アプリらしい画像が動くプログラム(GUI)で作ります。

Contents
タイピング練習とアルゴロジック
タイピング練習とアルゴロジックは、いつものとおりです。
無料タイピング https://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing/
アルゴロジック https://algo.jeita.or.jp
9月から矢印キー練習用に新しいゲームを導入しました。
マウスの操作に慣れたら、次はキー操作です。エディター上のカーソルの動きは、矢印キーを使いましょう。
リストの復習。ひとまとめで扱うと良いものがある
第6期導入部分は、リストの復習です。以前やったのですが、覚えているかな? 反応が薄いけど、何人かは覚えているよとアピールしてくれました。


一通り説明が終わったら写経です。下のスロットゲームをつくります。
import random
import time
# 配列(リスト)を作る
fruits = ["りんご", "みかん", "ぶどう", "もも", "バナナ", "いちご"]
print("くだものスロットマシン")
print("----------------------------")
# スロットを3回まわす
for i in range(3):
print(f"\n{i + 1}回目のチャレンジ!")
time.sleep(1)
# ランダムに3つのくだものを選ぶ
slot = [random.choice(fruits), random.choice(fruits), random.choice(fruits)]
# リストを見やすく表示(スペース区切りにする)
print("スロットの結果:", " | ".join(slot))
# すべて同じなら「あたり!」
if slot[0] == slot[1] == slot[2]:
print("あたり!すごい!")
else:
print("おしい!もう一回チャレンジしてみよう!")
print("\nゲーム終了!また遊んでね")
写経が終わったら、改造
ひとつプログラムを写経したからと言って満足してはいけません。飽くなき探究心で、できたプログラムを改造していきます。



こちらのメンバーは、3リールのスロットを、4リールに変えていました。さらに、ずっと続くように。


その改造が良いか悪いかはどうでも良くて、アイデアを形にできるのが素晴らしいですね。
「思いついたらやってみる」この繰り返しで、飛躍的にレベルアップします!
はんだ付けがまだのメンバーは、はんだ付け
今日はスペシャルな先生が助っ人に来てくれたので、はんだ付けもはかどります。


今日のスペシャルな先生は、全国高専ロボットコンテストの全国大会出場経験のある先生です。両国国技館に大会を見に行っただけの私とは、天と地ほどの実力差がある先生です。回路図と現物を見せただけで、すぐに教えられるスペシャリストです。
体験希望がありました
入会前の体験は、年齢に合わせてトピック調整しながらScratch→Pythonのかんたんなプログラムを作ります。


相生コンピュータークラブで重要なのは、間違えること。そして、うまくいくまで根気よく続けること。
一回で正解にたどり着いたからと言って、それはあまり価値がありません。100回間違えて正解にたどり着いたほうが、100の不正解を知っているということで価値が高いのです。
だから間違いを恐れずに、一生懸命考えてプログラムに向き合いましょう!

