CoderDojo@播磨科学公園都市(2025年10月)~倒立ロボットをつくろう~

2025年8月から始めたCoderDojoの取り組みは、今回で3回目です。

ニンジャ(メンバー)の取り組み成果を共有します

CoderDojoは、自分で課題(テーマ)を持ってくるのルールです。とは言っても、普段ほかのクラブで活動しているニンジャは、継続して同じ課題に取り組んでいます。

倒立ロボットを作ろう

雑誌Interfaceに、倒立ロボットを作る企画があったので、これをやってみようというのがこの取り組みです。メンターにロボット制御の専門家がいるので、ぜひその知見を共有してもらいたいところです。ちなみにわたしではありません。

雑誌に書いてあるとおりに進めていけばいいとはいえ、内容は大学レベルです。中学生ニンジャに資料だけわたしても、ちんぷんかんぷんなのは目に見えています。

そこで、中学生に理解しやすいところまでかみくだいで説明していきます。

グラフが読めるので、記事に載っているグラフの意味を一緒に解読していきます。現段階では、正確に理解することではなく、実体験にもとづく概要を理解することが大事です。感覚的なところと、記事の内容をつなげます。

記事を読んでいて、あれっと思うところがありました。感覚的によくわからないところです。「ほうきを手のひらに立ててバランスを取るとき、ほうきが長いほうが安定する」とはこれいかに。ロボット制御専門家のメンターは、こともなげに「長いほうが安定しますよね」なんて言いますが、わたしもよくわかりません。

ならば、実験してみましょう。ちょうど長さの変わるほうきがあったので、手のひらに載せて実験したのが冒頭の写真で再掲します。

これで、ほうきが長いほうが安定することがよくわかりました。ロボット制御専門家のメンターは、さすがです。年季が違います。

そして、こういう実験が大切です。わからなかったら、実験してみる。

さて、倒立ロボットがどんな制御をプログラムしているかつかんだところで、次回のクラブからロボット製作していきます。雑誌のとおりに作ったら30,000円かかるので、これをなんとか圧縮したいと思います。

そして、最初から全部作れないので、少しずつ形にしていきます。まずは、ラズPicoでモーター制御するところから。小さく作っていきましょう。

タイピング練習をやるもよし

実は小学生ニンジャが、タイピングで全国ベスト8になりました。本日はその凱旋でした。

知って知らずか、タイピング練習にご執心。

タッチタイピングは、できればパソコンで取り組むさまざまなことが楽にできます。プログラミングはその一つ。文章書いたり、書類作ったり、WEB記事を書いたり。

教材に沿ってUnity or Python(オブジェクト指向)

小学生ニンジャ二人は、教材に沿ってゲームを作っています。写経は、プログラミング学習の基本です。タイピングを難なくこなせるので、写経でプログラミング学習に集中できます。

現代プログラムを学習するなら、オブジェクト指向は外せません。

少し教材を進めてみて、難しかった~といっていました。わたしも理解するのに時間がかかった記憶があります。そこで、アドバイス。というか、考え方をざっくり掴むための解説。細部は気にせず、概要を掴ませるための説明なので、厳密には違います。引用する場合はご注意ください。

関数は理解しているようだったので、クラスは関数と同じ「まとめる仕組み」ででっかいやつだ、と説明しました。

そして、関数の利点を活かそうとすると、ある程度の長さのプログラムが必要なのも肌感覚で掴んでいました。ならば、クラスもプログラムがでっかくなれば利点がわかるようになるというと、納得したようでした。

これは書籍の難しいところで、あんまり長いコードを写経させてもわかりにくいため、短いコードで説明せざるを得ないことによる弊害です。あきらめずに続けてほしいと思います。そのために、わたしたちメンターがいます!

CoderDojoに必要なのは、パソコンとやる気!

CoderDojoは7~17歳のための、プログラムを学ぶ場です。完全無料、こちらから指定の教材を売ることもありません。パソコンと自分のテーマは持ってきてください。あなたの、やりたい!を叶えます。