CoderDojo@播磨科学公園都市(2025年9月)~面白い成果発表をしてもらいました~
2025年8月から始めたCoderDojoの取り組みは、今回で2回目です。
Contents
ニンジャ(メンバー)の取り組み成果を共有します
CoderDojoは、自分で課題(テーマ)を持ってくるのルールです。とは言っても、普段ほかのクラブで活動しているニンジャは、継続して同じ課題に取り組んでいます。
今回は、その中でも素晴らしい成果を出したニンジャの取り組み内容を共有しました。
古いSurfaceを復活させよう
9月頭の光都ICTクラブ金曜の活動で、「古いSurfaceをあげるから、面白いことをしてほしい」と、わたした成果が出ました。みんなの前でインタビューです。
彼が実践したのは下記です。
- 発売当時Windows8.1だったのをWindows11インストール
- 仮想環境で各種OSをインストール
- さまざまなアプリケーションがどこまで使えるか検証
推奨環境ではありませんが、正規ライセンスなので、違法性はありません。
難しかったのは、USBポートが一つしか無く、USBハブも持っていなかったので、インストールメディアを挿すと、キーボードもマウスも使えなかったことだそうです。彼のすごいのは次で、ならば入力デバイス無しでインストールできるようにbatファイルを書いて自動でインストールしたそうです。
なんとしてもすぐに使いたかったので、徹夜して12時間で完了したと言っていました。
情報源はWeb~根気よく情報を探すこと~
そして彼がこの成果を出すために使った情報は、Webにある情報を使ったということです。誰か詳しい人に教わったわけではなく、自分で情報を探して試行錯誤しながら許容できる答えまでたどり着きました。
ちなみに、わたしが入手したときの本体価格は6,000円。情報を使いこなせば6,000円で、十分使えるデバイスが手に入るということです。
なお、ニンジャよりもメンターのほうが羨ましがっていました。刺激になるといいなあ。
またチャンスを作りたいと考えています。乞うご期待。
数学をやってもいいじゃない
自ら学ぶ場なので、数学のテストのやり直しをしてもOKです。
プログラムが好きなメンバーは、理数系が好きで得意です。メンターは、みんな理数系の権化みたいなのが揃っています。
プログラムを書くのに、数学的な知識も必要です。学校の勉強としての数学は最低限として、一通りできるようになっていてほしいというのは本音です。
ちょうど聞きやすいメンターやニンジャがいるなら、ここで教え合うのもOKです。
Unityでゲーム制作はScratchに似ている
小学生のニンジャに、Unityが楽しいというのでその理由を聞いてみました。Scratchに似てわかりやすいそうです。
これは大事な意見だと感じています。思い返せば、わたしもVisual Basicがわかりやすくて良かった思い出があるなあ。
操作する対象とコードが、わかりやすくつながるとよいのかもしれませんね。
ただ、UnityはscriptをC#で書けます。用意されていないものは、作ればよいのです。このあたり、Scratchとは違います。
メンターが丁寧にサポートしてくれるので、さらに取り組みやすいのかもしれませんね。
CoderDojoに必要なのは、パソコンとやる気!
CoderDojoは7~17歳のための、プログラムを学ぶ場です。完全無料、こちらから指定の教材を売ることもありません。パソコンと自分のテーマは持ってきてください。あなたの、やりたい!を叶えます。