龍野プログラミングクラブ(2025年9月)~教材を理解しながらPtyhonプログラミング~

龍野プログラミングクラブは、JR本竜野駅2階多目的室(上の写真)で定期開催しています。

タッチタイピングの練習とアルゴロジック

龍野プログラミングクラブでも、かならずタッチタイピングを練習します。はじめは、慎重にゆっくり入力していたメンバーも、徐々にキーボードを見ることなく入力しはじめます。

タッチタイピングの効果を感じるのは、コーディングと生成AIへの指示出しです。おどろくほどスムーズにキーボード入力をしていて、いちばん大切な「考えること」に集中できているのがわかります。

今日は、自己ベストを更新して満足そうでした。

無料タイピング https://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing

寿司打 https://sushida.net/

右手専用タイピング https://typing.twi1.me/game/15206

タイピング練習のあとに取り組んでいるのが、アルゴロジックです。

アルゴロジックで、では「小さい機能に分解すること」「同じ機能は繰り返せること」を肌感覚で理解します。

の力は、高校・大学での学問や、社会人として働くときほど重要です。未来を生きる力を、かんたんなゲームを通して学んでいるのです。

アルゴロジックは、ゲーム感覚でロジカルな思考が身につく良いツールです。フリーで誰でも使えるので、どうぞご自宅でもお試しください。

教材の写経と教材の読み方を身に着けよう

コードを写経するのは、タイピングが十分に速く、あっという間に終わります。

余裕が出てきたので、教材をメンバーと一緒に読み込んでみます。

プログラム解説書は、少し書き方にクセがあります。そのあたりのクセを把握しながら、一人で読めるようにサポートします。

プログラミングで、将来ずっと近くにメンターがいるとは限りません。「先生」は、書籍であったり、WEBの情報であったり、生成AIの回答であったりします。「先生」は、テキスト(文章)なので、文章を読み解く力をつけましょう。

同時にコンピューター用語も説明する~拡張子ってなんだ?~

教材に拡張子のことがでてきたので、拡張子を先生の呼び方に例えて解説しました。これは、我ながらうまい例えだと自画自賛します。

拡張子は、ファイルの種類を示すのに使う記号です。これ、社会人でも正しく理解していない人は多いのです(CSVがエクセルのファイルだと思っている人、間違いですよ)。変な理解をする前に、正しい理解を作っておきます。

さらにベクトルの話も、やさしく解説

ベクトルの概念自体は高校数学で出てきます。同時に、三平方の定理(ピタゴラスの定理)もでてきますが、こちらは中学数学です。

ですが、小学生に難しい言葉で説明してもわからないので、かんたんな概念に置き換えて説明します。実はベクトルの考え方が、アルゴロジックに含まれていて、自然と使っています

アルゴロジックの例を示したら、「ああ~」って言っていました。

でも、「難しいなあ」って言葉が自然と漏れたので、フォローします。難しいことをしたくないから、できるだけかんたんにして計算させるのがプログラムです。

例えば、天体の運動とか、砲弾の軌跡とか、運動方程式を立てると大学で学ぶような概念が必要です。しかし、それをそのままプログラムすることは出来ません。プログラムが出来るのは、かんたんな計算だけです。

ただし、かんたんな計算を極めて高速に行い、高度な計算を実現しているように見せています。

だから、プログラムで出てくる数式はかんたんなものばかりです。算術演算は、四則演算と余りの計算、商の計算だけです。