太子プログラミングクラブ3-1~第3期はWEBデザインだ!~
太子プログラミングクラブは、第3期に突入しました。第3期は、これまでとすこし方向性を変えて、WEBデザインに挑戦します。今期から始めるメンバーも2人います。ちょうどいいタイミングなので。
やっぱりタイピング練習をする
タッチタイピングは、コンピューターを使う上での「書き方」です。息をするようにタイピングが出来るから、プログラミング・コーディングに集中できるのです。
使うツールは変わりません。
- 無料タイピング
https://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing/ - 寿司打
https://sushida.net
Popタイピングが面白そうなので、今回からPopタイピングもやってみようということにしました。全回を通して、成績優秀者は表彰します。評価する成績は、伸び率です。
つまり、戦うのは、ほかのメンバーではなく、自分です。
道具をそろえよう
本格的なWEBデザインの前に、使う道具をそろえます。切れない包丁で料理をするとケガをします。良い道具を使って、良い状態に保ちましょう。
まず、WEBアプリとしてCode Penをお気に入りに登録しておきます。
CodePenはリアルタイムで、HTML・CSS・JSの編集確認が出来るのが良いところです。お試しでちょっと書くときに重宝します。
つぎは、VScodeと拡張機能のインストールです。
まず、日本語化して、便利機能をいろいろインストールします。
Pythonプログラミングで使ってきたThonnyは、かんたんだけど貧弱です。VScodeはプロも使う優れたエディターです。第3期から、これを使っていきます。
生成AIの仕組みを学ぶ
これまでも生成AIを使ってきました。しかし、細かいことには触れずにとりあえず動かしてきただけです。さらによいプログラミング・コーディングをするために、生成AIの仕組みについて学びます。
生成AIが何をしているのか、小学生が理解できる例えを出して解説します。すこしばかり、国語の勉強です。
さて、国語の勉強がなぜ必要かというと、より良い答えをAIから引き出すためです。1字変えるだけで、生成AIが出してくる答えが変わります。これを体感してもらいました。
また、人間もひとそれぞれで性格が違うように、生成AIもモデルによって性格が違います。これも体感してもらいました。
こんな違いを知った上で使うのか、知らないで使うのかで最終的なアウトプットが変わります。あなたは、生成AIに使われるのか、それとも生成AIを使うのか。それは、このような知識の積み重ねで決まります。
ハルシネーションを見破る方法
生成AIはウソをつきます。これをハルシネーションといいます。もっともらしいウソをつくので、これを見破れるかどうかが生成AIを使う上での肝になります。
ハルシネーションが起きやすいものには特徴があって、特に「固有名詞」が出てきたときは要注意です。
ということで、わたしの氏名を使って実演してみます。
ただし、個人情報を生成AIに入れるときは、要注意です。AIの学習に使われる可能性があるので、心配なときは個人情報の入力を控えてください。
わたしの例だと、6つのAIモデルで、正しい情報を出してきたのが1つ、全くのウソを出してきたのが1つ、あと4つは「情報がありません」でした。
AIの答えは、特に固有名詞が含まれるときはファクトチェックをしましょうという話でした。