良い方向にカオスになってきた
今回で、Unityプログラムをはじめて3回目です。今までに見られない変化が出てきました。
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勝手にゲームを作っています
クラブをスタートするなり、タイピング練習も教材の学習もそっちのけでゲームを作り出しました。
Pythonのときはなかった光景なので、少しばかり驚いております。
声をかけても集中して相手にしてくれません
こちらは教材を読みながら、プログラムの動きを確認しているところです。
様子をうかがいに声をかけても、相手をしてくれませんでした。集中して取り組んでいるところ、これまでと違って、わたしがとまどっております。
メモリとSSDの換装
こちらは、パソコンの動作が遅いということで、メモリを増やして、HDDをSSDに換装しているところです。
パソコンのメインストレージがHDDなら、SSDに換装することで劇的に速度アップします。わたしもはじめてSSDを使ったとき、動作速度にたいへん驚いた記憶があります。15年以上も前のはなしです。
さらに、メモリを増設することで少々古いパソコンでも、まだまだ現役で使えます。
実際換装作業をしているのは中学生のメンバーです。色々アドバイスはしたものの、最終的には自分の力で換装を終え、OSの再インストールまで完了させました。そして、起動速度に歓声を上げていました。
まわりの大人は、プログラムだけでなく、パソコン自作もゴリゴリやってしまうコンピューターオタクたちです。自分が手を出したいのを我慢してウズウズしています。
そして、こちらはLinuxでC言語を動かしている
となりでSSD換装のサポートをしていた彼は、一段落ついたところでC言語の演習をはじめました。
Cをやってみたいというので、雑誌の付録のC言語入門をわたしたところ、環境構築でギブアップしたそうです。今まで学習してきたPythonの優れたところは、環境構築が極めてかんたんだということです。C言語も、かなり環境構築が楽になったとはいえ、Pythonに比べたらややこしいのです。
そこで、代わりの手段を伝えたら、さっそくC言語のコーディングを始めました。
そして、PythonにはないC言語のわずらわしさを感じ取っていました。たとえば、「静的型付け」「改行文字」「コンパイル」などです。
でも、Cができるようになれば、デバイスを直接動かす楽しみが増えます。がんばれ!
小学生の女の子がSSD換装をじっと見ていました
パソコンの内部を見ることが珍しかったようで、小学生の女の子がSSD換装の様子をじっと見ていました。スタッフの大人たちは、何台もパソコン自作しているようなオタクどもなので、珍しい光景だということに気づきませんでした。
たしかに、家庭でパソコンを自作することなんてあまりないですからね。光都ICTクラブでは、パソコンのソフトウエアだけでなく、ハードウエアについても手練れがいます。そちらもていねいにサポートできますので、のぞいてみてください。
女の子のお母さんと話していて「(プログラミングは)難しいのでしょ」と聞かれました。
「はい、難しいです」
でも、難しいから、楽しい。難しいから、熱中できるのです。かんたんなゲームは、すぐに飽きてしまうでしょ。
今回のクラブの様子を見ていて、いい感じにカオスになってきたなと思いました。メンバーがそれぞれ、やりたいことに熱中しています。
最終的にスタッフができることは、困ったときのサポートだけです。好きを極めるのは、あなたです。