相生コンピュータークラブ第3-3回~じゃんけんゲームを作ろう準備編3~
2025年6月4日は、相生コンピュータークラブ第3期3回目の開催です。じゃんけんゲームをプログラミングする要素について学んでいきます。
なお、作るじゃんけんゲームは、下のようなCUIベースのゲームです。
タッチタイピングの練習
クラブ活動のはじめにかならず練習するのは、タッチタイピングです。
タッチタイピングで使うツールは、無料タイピングと寿司打です。
無料タイピング https://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing
マイタイピング(右手専用タイピング) https://typing.twi1.me/game/15206
タイピングの練習は、それぞれ苦手なところを克服するフェーズです。頑張っております。
生成AIにプログラムを書かせるなら、タイピング練習は不要じゃないか。と思われる方もいらっしゃるかもしません。
わたしは、むしろ生成AIを使いこなすのにタイピング練習が必要だと思いました。生成AIには「プロンプト」という文字で指示を出すからです。
音声入力があるだろう、と反論を受けるかもしれません。言葉で、一発でAIが理解する論理的な文章を入力できるなら、音声入力でもOKです。
やってみるとわかるのですが、言葉で一発で論理的な文章を入力するのは、手入力よりよほど難しいのです。
結局手入力して修正するので、タイピングは必要です。
さて、矢印キー練習用のタイピング練習も楽しんでやってくれているようです。
機能追加の提案も受けました。近く、改修します。
リストは0から始まる
じゃんけんゲームをつくる要素のうち、今回はリストと関数を勉強します。まずは、リストから。
リストのイメージは、変数と比較して作ります。変数は、一つの箱のイメージでした。リストは、大きな箱が仕切りで区切られているイメージです。
仕切られた区画に順番を付けてアクセスします。ここで重要なのが、0番目からスタートということです。メンバーに聞くと、みんな順番を数えるときは1番目から数えるということでした。しかし、コンピューターは0番目からスタートです。
以前、どこかで、言語設計した人の後悔として、「1番目をスタートにすればよかった」というのを読んだことがあります。ややこしいですが、なれるしかありません。
ちなみに、テストに出ます。高校の情報科目、大学入試共通テスト(情報科目)で必出です。それだけ大事ということです。
関数は自動販売機
もう一つ、大事な要素として、関数があります。詳しい話は置いといて、まずはイメージを作ってください。
関数のイメージは、「自動販売機」「両替機」です。何かを入力したら、入力したなにかに対応した出力が出てきます。ゲームセンターの両替機なら、1000円を両替すると、必ず100円玉が10枚出てきます。あるときは100玉が9枚だったり、10円玉100枚が出てくることはありません。
プログラムの書き方として大切なのは、頭が「def」で「:(コロン)」で終わること。そして、関数の中身は「インデント」します。
イメージを作って、これだけは覚えちゃいましょう。難しいことは、あとで書きながら勉強すればよいのです。
写経してみる
要素を勉強し終えたので、ゲームを手入力していきます。
今回は特に説明しません。次回、中身一行ずつを説明しながらコーディングをしていきます。