相生コンピュータークラブ第2-2回~プログラムの三大要素(順次・分岐・反復)~
2025年3月19日は、相生コンピュータークラブ6回目の開催です。
今回は、プログラムの大切な要素を学びます。何回もくりかえし形を練習して覚えるのも一つの方法ですが、頭で理解すると上達が早くなります。
タッチタイピングとマウスの練習
クラブ活動のはじめにかならず練習するのは、タッチタイピングです。
タッチタイピングで使うツールは、変わらず無料タイピングと寿司打です。
無料タイピング https://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing
やはり、手が迷子になっているメンバーが多いように思います。見つけたら、その都度修正していきます。
マウス練習は、前回までのピヨコムを一旦卒業します。マインスイーパーで、マウスの練習とロジカルに考える力を鍛えます。
Minesweeper Online https://minesweeper.online/ja/
メンバーのお母さん方は、マインスイーパーをよくご存知のようです。わたしも同じ世代なのでよくわかります。徹夜でやり込んだこともありますし、仕事の合間に気晴らしにやったこともあります。
さて、マインスイーパーはマイクロソフトが一般ユーザーにマウス操作に慣れてもらうためにWindowsに標準搭載した歴史があります。ゲームを楽しんでいる間に、自然とマウスの練習になるというすぐれものです。
また、ゲームとはいえ、運の要素があまりありません。ロジカルに考えれば、運の要素なく最後までクリアすることもできます。
この「ロジカルに考えること」がプログラミングには大切です。「こうあってほしい」という願望は、コンピューターには通じないからです。
さあ、楽しみながら力をつけましょう!
そして引き続きアルゴロジック
つづいてアルゴロジックに取り組みました。
といいつつ、マインスイーパーにご執心の様子。熱中するのはよいことです。
プログラミングの三大要素~順次・分岐・反復~
プログラミングの三大要素を学ぶのが、今回のハイライトです。10分の休憩を入れて、パズルで活性化された脳みそを使って学びます。
プログラミングの三大要素は、順次・分岐・反復です。それぞれ下の意味を持ちます。
- 順次 上から順に実行する
- 分岐 場合により実行する処理を分ける
- 反復 処理を繰り返す
たったこれだけのことですが、構造化定理と言って、すべてのプログラムがこの3つの要素の組み合わせて作られるという、非常に重要なことです。
この三大要素を、ScratchのプログラムとPythonのプログラムを比較しながら学びました。
そして、Pythonで重要なのが「インデント」です。Scratchのプログラムで言うところの、「ブロックの中にいれる」というのが、Pythonでは「インデントで字下げする」に相当します。
インデントは「半角スペース4つ分」が基本です。くりかえします。「「半角」スペース4つ分」です。
「全角」は使えません。要注意です。厳密に言うと、「半角スペース4つ分」ではない場合もありますが、最初は半角スペース4つ分として覚えてください。例外は、あとから知ればよいのです。
さて、今回はここまでです。かなり重要なことを説明しました。次回からこれらを活かして取り組んでもらいましょう。