共通テストの問題をしたり、プログラミングをしたり
1月22日の水曜日のクラブ活動は、多めの参加でした。
メニュー
- 18時00分~18時30分 タイピング練習
- 18時40分~19時50分 ゲームプログラミング・大学入試共通テスト情報1(それぞれの進捗で)
- 19時50分~20時00分 あとかたづけ
タイピング練習
タイピング練習はいつものとおりです。
無料タイピング https://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing
記録をつける方法は、まだ慣れない様子。今回はじめて取り組んだメンバーもいます。
実は、今回から高校生が2名追加で参加しています。さすが高校生ともなると、ある程度タイピングはできるようです。若干の補正をかけて、あとは練習するのみです。きちんと記録を自分で見返すようになれば、飛躍的に実力が伸びます。
高校でものすごい勢いで情報1を流すらしい
高校では、情報1の授業でプログラミングが始まったそうです。1年生4回の授業で、Pythonの教科書を終わらすとか。
「めちゃくちゃだなあ」と思うのですが、進学校で授業数を確保しないといけないとなると、仕方のないことなのでしょうか。これで受験もあるなんて、大変です。
学校の授業はそれとして、プログラムの重要な要素をつかむことが大切です。基本的に教材にそって進めるものの、高校生は高校生にあわせて進めます。
プログラム学習初期の段階で重要なのは、「順次処理」「分岐処理」「反復処理」の3つの処理の方法と、基本的なコードの文法を覚えることです。構造化定理と言って、この3つの処理ですべてのプログラムは書けます。
大学入試共通テストの出題も、おおよそ構造化定理の範囲で収まっています。まずはここをしっかり押さえてください。
大学入試共通テストの問題をといてみた
1月19日に大学入試共通テストではじめて情報1のテストが実施されました。プログラミングが出題されるとうわさのテストです。
せっかくなので、高校生には全員問題をわたしました。
もちろんわたしも解きました。全体的な感想は、「基本に忠実である」ということです。
ちまたで、「かんたん」といわれているものの、平均点は73.1点です。実に3割落としています。これで「かんたん」といえるのかはなはだ疑問ですが、それは置いといて……。
多くの問題が、問題文をしっかり読み込めば解けます。その時間を稼ぐのが大変な試験と言えます。
プログラミングとは、コーディングだけではなくて、「人間が自然言語で認識している問題を、プログラミング言語を使って計算機に解かせること」です。場合によっては、人間が言語化できていないかもしれません。
そう、情報科目で求めているのは、単なるコーディングではなくて、「計算機による問題解決」なのです。
情報科目は総合力で勝負です。コーディング能力だけではなくて、基礎力として国語力と数学力が試される試験でもあると感じました。
このあたり、わたしの考え方と一致します。クラブ活動を通して、引き続き鍛えていきたいと考えています。