ゲームプログラミングの基本的な構造~初期設定と無限ループ~

10月2日の水曜日のクラブ活動は、メンバーの8割の出席と、体験が1名ありました。

メニュー

  • 18時00分~18時30分 タイピング練習
  • 18時40分~19時50分 ゲームプログラミング(それぞれの進捗で)
  • 19時50分~20時00分 あとかたづけ

タイピング練習

体験の方がいらっしゃるので、今回も無料タイピングで練習します。

無料タイピング https://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing

タイピングが上達するには、きちんとした理論があります。タッチタイピングを自力で習得した人にとっては、自分で使う限り言語化する動機がありません。タイピング上達の理論を言語化しているのは、わたしのように「タイピングを教える仕事」をしたことがある人間だけです。

学校の先生も、タイピング上達の理論を知らないことが多いのです。上に書いたように、教師の仕事は「タイピングを教える仕事」ではないからです。小中学校で、タイピングの練習をしたとしても、先生がタイピングを教えてくれるかどうかはわからないのです。むしろ教えてくれない(先生も教えられない)と考えておいたほうが良いでしょう。

ということで、タッチタイピングを理論にそって学んでもらいました。

ゲームプログラミングのコードの基本的な構造を知る

ぼちぼち、ゲームプログラミングのコーディングに取り掛かったメンバーがいます。そこで、今回はゲームプログラムの基本的な構造を解説します。

ここでいう「ゲームプログラム」とは、ウインドウの中でグラフィカルな動きをするゲームとします。つまり、テレビゲームのようなゲームを想像してください。教材でいうと、112ページの内容です。

ここで紹介されているプログラムは、画面(ウィンドウ)の中を赤い四角形が表示されるだけのプログラムです。ゲームプログラムは、下記の流れで書きます。

  1. ライブラリのインポート
  2. 初期設定
  3. 無限ループ
    • 画面の動作
      • オブジェクトの表示
    • 割り込み処理
      • キー入力に対する反応
      • マウス入力に対する反応
      • 終了処理

これが基本的なゲームプログラムの構造です。特別難しいことは何もしていません。複雑なゲームになると、それぞれが肉付けされていきます。

while文とかif文とか、文法を習ったら、実践的な書き方を写経しましょう。そのほうが、自分の力になります。

しかし本格的なコーディングはこれからです。今はまだ、ざっくりとプログラムの構造を知っておくだけで十分です。