魚がほしいか、魚の釣り方が知りたいか
老子より、「飢えている人に魚を与えても食べ終えたらすぐに飢えるようになる。魚の釣り方を教えれば、生涯飢えることがない」という例えばなしです。さて、プログラミングとどう関係するのか、続きをご覧ください。
プログラミングは、魚の釣り方
プログラミングができたからと言って、すぐに成績が上がるわけでも、儲かるわけでもありません。すぐに手に入るものといえば、プログラムを動かして「楽しい!」ということだけです。
すぐに結果がほしいのは人の常で、プログラミングで成績が上がることや儲かることを望むのは、魚を求める飢えた人の姿です。プログラミングを学ぶことは、魚の釣り方を学ぶことです。プログラミングをうまく活用してこそ利(魚)が得られます。
苦しくて楽しいプログラミング
プログラミングをそれなりに習得しようとしたら、まとまった時間と真剣に取り組む姿勢が必要です。プログラムを習得しても、活用の場面を見つけられなければ、利を得ることはできません。
えてして、人はかんたんに手に入れたものはかんたんに手放すし、苦労して手に入れたものはなかなか手放しません。苦しみを楽しみに変えられれば、なかなか手放すことのない魚の釣り方を手に入れられるわけです。