光都ICTクラブ〜さまざまなアプローチがある〜

Unityプログラミングの6回目です。

中学生はテストも終わったようで、生き生きとしていました。

いつものタイピング練習

タイピング練習はいつものとおり。ですが、寿司打でスコア10,000を超えたら練習免除です。

さっさとクリアして、ゲーム制作や自分の課題に取り組みましょう。

ゲームプログラミングに対する様々なアプローチ

光都ICTクラブで取り組んでいるゲーム制作では、進め方をメンバーそれぞれに任せています。

もう2年以上プログラミングに取り組んでいるので、教材やテーマを与えたら、自分がやりたいこと、やりやすいことに集中して取り組みます。

たとえば、こちらはテキストにしたがってゲーム制作をすすめている様子です。

テキスト通りにすすめて、動きを確認しながらすすめています

そしてこちらの動画は、自分のイメージをかたちにするために、わからないところを調べていくスタイルですすめているメンバーの作品です。

ここまでできるなら、プログラミングの中身というより、周辺のアドバイスのほうが必要とされがちです。

このアクションゲームだと、「ブロックの幅を広くしてみたら?」「キャラクターが落ちてくる速度を調整してみたら?」というアドバイスをしました。

中学校で英語を習って、上達スピードがあがったのか?

これはわたしの気づきです。

小学生からずっとPythonプログラミングに取り組んでいたメンバーの、上達スピードが上がったように思いました。横で聞いていると、コードの英単語をブツブツ言いながら考えているようでした。

なるほど、中学生になって1年2年と英語を勉強してきて、プログラムコードの英語がわかるようになってきたということですね。

知識が増えることで、できることが広がるという証明ですね。素晴らしい!

プログラムの問題を解くメンバー

ゲームだけでなく、一般的な課題を解くことに取り組んでいるメンバーもいます。教材はPaiza。無料で使えます。

で、キャスト(型変換)を忘れているようなので、教科書を読み返しているところです。彼の力なら、たいしたヒントを出さなくても自力で答えにたどり着くはず。ドキュメントを読み解く力を養ってほしいと思います。

Raspberry Pi5をパソコン代わりに持ってきた

あるメンバーがいつもと違うパソコンを使っていたので、気になって見せてもらいました。

誕生日のプレゼントということで、買ってもらったらしいのです。そんなに高価ではなくて、話題のSwitch2を買うなら、ラズパイ5のセットは2セット買えます。

彼の素晴らしいのは、機器のアッセンブルから、OSのインストールまで、自力でやってのけたところです。この日も、Linuxの設定を触るとかで、コマンドを叩いていました。

わたしはまだついていけますが、追い抜かれるのも時間の問題ですね。もっと詳しいスタッフにバトンタッチします。でも、10代の好奇心があれば、すぐに吸収して追い抜いてしまうでしょう。

好奇心駆動型学習は、脅威的なパフォーマンスを見せます。

みんなの知らないところで実は

実は、メンバーだけでなくこっそりプログラムをしていた人がいます。それは、メンバーのお子さんを車で連れてきているお母さんです。

お子さんを待ちながら、車の中で自分のプログラムを作っていらっしゃいました。

プログラミングは、楽しいですよ~。