どうなるの?と思ったら試してみよう
5月14日の水曜日のクラブ活動は、少なめの参加数でした。少ないなら少ないなりに、各メンバーと濃いコミュニケーションが取れるのが嬉しく思います。
メニュー
- 18時00分~18時30分 タイピング練習・アルゴロジック
- 18時30分~19時50分 プログラミング各自の進み具合で
- 19時50分~20時00分 あとかたづけ
タイピング練習とアルゴロジック
タイピング練習とアルゴロジックはいつものとおりです。
無料タイピング https://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing
アルゴロジック https://algo.jeita.or.jp
アルゴロジックは、八割方解けたように思います。終わったら次の取り組みが待ち構えています。
教材のとおりにできるなら先生はいらない
水曜日のクラブは、市販の書籍を教材として使っています。教材の通り進めていけば、Pythonの基本的な力が身につきます。
教材の通りに進めばできるなら、自宅で自習すれば良いじゃないか、という声も聞こえてきそうです。たしかに、教材のことだけ学習するなら、自習で十分です。
クラブでは、教材を使いつつ、教材の行間を埋めます。
わたしも教材をひと通りやってみて、あれっ?と思うところがいくつもありました。はじめてプログラミング学習するメンバーなら、つまづくこともあるでしょう。また、教材ではなく、自分のパソコンの設定でつまづくことがあります。こちらの解決策は、そもそも教材に書いていません。
われわれスタッフをしても頭を悩ますような問題が出てくるのが、現実というものです。
でもそれは、メンバーと数歩先を行くスタッフが一緒に考えながら解決していきます。そのプロセスそのものがクラブの大きな価値だと考えています。
仕組みを理解したら試してみよう
冒頭に少し書いたように、この日はメンバーと濃いコミュニケーションが取れた日でした。そして、今まで見逃していたところに、わたしが気づいた日でもあります。
もちろん、気づいたらそのときにフォローします。その結果、「わかった」「できた」という顔が、今日何回見られたでしょうか。そのあと、わたしから指示をするまでもなく、メンバー自身がプログラムコードを変更して挙動を確認しているところを見ると、思わずニヤニヤが止まりません。
クラブは学校ではありません。必ずしも1つの正解がある問題・課題ばかりに取り組むわけではありません。みずから解決策を探し、答えを探っていかなければなりません。まだ先には、みずから問題・課題を設定して、答えのない答えをたぐり寄せていってほしいのです。