相生コンピュータークラブ第2-3回~脳内コンパイルに挑戦~
2025年4月2日は、相生コンピュータークラブ7回目の開催です。
今回は、前回学んだプログラムの大切な要素を土台にして、脳内コンパイルに挑戦します。
タッチタイピングとマウスの練習
クラブ活動のはじめにかならず練習するのは、タッチタイピングです。
タッチタイピングで使うツールは、変わらず無料タイピングと寿司打です。
無料タイピング https://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing
タイピングは、伸び悩んでいるところかなあと感じています。ここをどう乗り切るか、です。腐らずに正しく続ければ伸びます。自分を信じて続けましょう。
マウス練習は、マインスイーパーです。
Minesweeper Online https://minesweeper.online/ja/
マウスの操作はあまり問題ないようですが、パズル要素のほうが難しいようです。
マインスイーパーは、場合分けをして、論理的に考えれば、多くの場合解けます。「場合分け」と「論理的に考えること」がプログラミングには必須です。ゆっくり、じっくり考えながら進めましょう。
また、じっと考えることも大切です。答えは眼の前にあるもの、誰かから与えられるものではなく、「自ら探し出すもの」です。
そして引き続きアルゴロジック
つづいてアルゴロジックに取り組みました。
わたしはアルゴロジックを解くと、自分の頭の固さを思い知ります。比較的柔軟な思考を持つように意識しているつもりですが、また発想・常識の枠にとらわれているようです。
自分の思考のクセを意識して、その枠を超えていくことが重要です。一緒にがんばろう!
脳内コンパイルとは?
脳内コンパイルとは、プログラムをパソコンで動かすのではなく、頭の中で実行して動きを追うことです。Pythonはインタプリタ言語なのでコンパイルしないよ! というご意見は受け付けておりませんのであしからず。
この脳内コンパイルで、想像力を鍛えます。プログラミングとは、頭の中の情報空間をコードに起こす作業なので、この想像力が重要なのです。
プログラミングの画面を見るとアルファベットがたくさん並んでいます。しかし、それぞれに意味があって、何かを示しているのです。その何かを頭の中にイメージしてほしいと思います。そのイメージとコードを相互に行き来できるようになることが、プログラミング的思考の一つの到達点です。
今はまだ難しいけれど、たくさんトレーニングして、どこまでも深く広いプログラミングの海を自由に泳げるようになりたいと考えています。
最後にScratchとPythonで多角形を描くプログラム
トレーニングを終えたあとで、一度作った多角形を描くプログラムを自分の力で作ってみます。
さて、トレーニングのあとだと、同じプログラムでも見方が変わってくるのではないでしょうか。
写真はScratchですが、もちろんこのあとはPythonでもプログラミングしました。