あれこれ試すこと。引き出しを増やすこと。
12月18日の水曜日のクラブ活動も盛況でした。高校生が情報1科目対策を含めて見学に来ました。
メニュー
- 18時00分~18時30分 タイピング練習とマウス練習
- 18時40分~19時50分 ゲームプログラミング(それぞれの進捗で)
- 19時50分~20時00分 あとかたづけ
タイピング練習とマウス練習
タイピング練習とマウス練習はいつものとおりです。
無料タイピング https://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing
Google検索のWebアプリ https://www.google.com/search?channel=fs&client=ubuntu-sn&q=%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC
休憩時間だというのに一心不乱に画面に食い入るメンバーの様子は、金曜日以外だと恒例です。おなじ年齢層のメンバーなのに、なぜこうも雰囲気が違うのか、わたしも大変勉強になります。
一生懸命取り組んでいるから、スコアも金曜日のメンバーより良いかというと、そういうことでもありません。単純に回数が少ないこともあって、寿司打で6000~7000がハイスコアといったところです。これは仕方がありません。
月二回しかクラブが開いていないので、その中で効果的に実力を引き上げる方法を考えなくてはなりません。これはまだ、思案しているところです。
自分で考えて形にすることが大切
教材の前3分の1は、Pythonの基礎を学びます。いくつかの例題を通して、基本的な文法を覚えていきます。
文法と言っても、中学英語の文法よりかんたんで数もないので、すぐに覚えられる、はずです。いずれは記憶に定着させてほしいけれども、今の段階では丸暗記の必要はありません。「教材のこのあたりに書いてあったなあ」と見返しながらコーディングできれば十分です。
ところで、例題(サンプルコード)をしっかり動かしてほしいと思います。公式集だけ覚えてもまったく価値がなくて、現実に使えて初めて価値を持ちます。
このあたり、メンバーによって取り組み姿勢に差があるのを興味深く見ています。
あるメンバーは、教材にあるサンプルコードを一通り動かしたらすぐに次に進みます。当然、全体の進み方も速いのです。
またあるメンバーは、教材のサンプルコードだけでなく、何かいろいろパラメーターを変えてコードを動かしています。そして、こちらがもどかしく思うくらいに進み方が遅いのです。
後者のメンバーは、ただ遊んでいるだけなのでは?と思うこともありました。ただ、そのメンバーの取り組み姿勢が、サンプルコードの難易度が変わっても変化しないことで、わたしも考えを改めました。彼は、自分の中になにかアイディアがあって、それを形にしようと奮闘しているのです。
プログラムを組むときに、この姿勢は大変重要です。学校の授業ではないので、「与えられた課題をクリアしたからエライ!」わけではないのです。自ら課題を見つけて、持っているリソースで解決策を探していくその姿勢がエライ!のです。
2024年のまとめ
2024年は、光都ICTクラブの水曜日クラブ(ゲームプログラミング)として大きな飛躍の年になりました。反面、メンバーのフォローが十分でない場面もあったように感じています。
2025年は、メンバーがプログラムを自力で書けるように、手を尽くしていこうと決意しております。引き続き、ご指導ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。