MacBook Proの復旧 その2

古いMacBook Proを譲り受けました。クラブ活動で使えるように、復活させてみたいと思います。ハードウエアの復旧はその1で完了したので、その2ではソフトウエアの復旧をします。

MacBook Proの復旧 その1

古いMacBook Proを譲り受けました。クラブ活動で使えるように、復活させてみたいと思います。 Contents1 状態の確認1.1 復旧手順2 SSDの接続3 MacOSのインストール 状態の…

MacOSの復旧

先に断っておくと、わたしはMacOSの復旧をしたことがありません。今回が、初体験です。

WindowsまたはLinuxなら、

  1. BOOTメディアの作成
  2. BIOSの設定
  3. BOOTメディアから起動
  4. インストール

という手順ですすめます。コンピューターの基本的な動きからすれば、MacだろうがWindowsだろうが大きくは違わないとは思いつつ、調べながら進めました。

リカバリーメニュー

MacOSを再インストールするには、今あるMacBookのリカバリー領域に保存されたOSイメージから再インストールする方法と、Web経由で新しいOSイメージをダウンロードして再インストールする方法があります。電源ボタンを押したあと、すぐに以下のキーを押したままにすることでモードを切り替えられます。

電源投入後の入力キーモード
Command + Rリカバリー領域から再インストール
Command + Option + RWeb経由で再インストール

リカバリー領域からの再インストールだと、工場出荷時のOSのバージョンで再インストールされます。リカバリー領域は更新されないので、当たり前の話です。

Web経由で再インストールすると、現時点でインストールできる最新バージョンのOSがインストールされます。

一見後者のほうが良さそうですが、ハードウエアの性能により、前者のほうが有利な場合があります。それぞれの場合で自ら選択してください。

どちらの方法でインストールするときも、Webへの接続が必要です。MacBookの動きを見ていると、どうやら正規品かどうかApple社のサーバーに問い合わせているようです。

というのは、わたしが調べながら認識したところです。詳細はご自身でもご確認ください。

わたしの場合は、Web経由で再インストールする方法を採用しました。

おなじみの上の写真のロゴが表示される前に、キーを入力して待ちます。数分でリカバリーメニューが表示されます。

OSをインストールするディスクの選択

リカバリーメニューが無事に起動したら、再インストールするディスクを選択して、あとは指示に従ってひたすら待つだけです。

しかし、問題はここで発生しました。その1で接続したはずのSSDを認識してくれないのです。Webの情報によると、「ソフトウエアの不具合によりSSDを認識しないことがある」とのこと。

では、今回もそれかと何度再起動するも認識せず。SSDの買い替えも検討しましたが、その前に本当にSSDがしっかりと接続されているか確認してみると、挿さっていませんでした

無駄な出費にならず、結果オーライというところです。自分でやるとこのようなトラブルはつきものですので、自己責任でどうぞ。このようなトラブルを楽しめない、許容できないならば、正規の料金を払ってAppleに依頼してください。

OSの起動確認

再インストールのプログラムが走り出したら、あとは指示に従いつつ待つだけです。わたしの環境では、2時間程度かかりました。のんびりお茶を飲みながら本でも読んで待ちましょう。

無事、再インストールしたMacBookProがこちら。

まとめ

OSのインストールが完了したので、このMacBookProは十分使えることがわかりました。しかし、電池の持ちが極端に悪いので、モバイルとしての役割を果たせません。そこで、次回は電池交換に挑戦します。