相生コンピュータークラブ第2-4回~理解できるところまでかんたんにして積み重ねよう~
2025年4月16日は、相生コンピュータークラブ8回目の開催です。
今回は、引き続き脳内コンパイルに挑戦します。そして、プログラムの大切な考え方を学んでいきます。
Contents
タッチタイピングとマウスの練習
クラブ活動のはじめにかならず練習するのは、タッチタイピングです。
タッチタイピングで使うツールは、変わらず無料タイピングと寿司打です。
無料タイピング https://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing
タッチタイピングの上達方法について、説明をしただけではなかなかうまくできないメンバーいます。そこで、実際にわたしのタイピングの様子を見てもらいました。
何回か横で実演して、自分のタイピングとの違いを言葉にしてもらいます。着目点は、わたしの手の動きと、視線の動きです。
だれかのタイピングなんて間近で見る経験なんて、ほとんど無いと思います。ツールに頼らず、教える側がタッチタイピングを修めているからこそできることです。
マウス練習は、新しいメンバーにピヨコムを取り組んでもらいました。
ピヨコム https://piyocom.com
普段タブレットに慣れているメンバーにとって、マウスよりタッチパッドのほうが馴染みやすいようです。しかし、マウスのほうが優れている点があります。新しいメンバーには、まずマウスに慣れてもらうためにも、マウス練習をしてもらっています。
アルゴロジックの問題が難しくなってきたようです
つづいてアルゴロジックに取り組みました。
アルゴロジックの問題を解くだけなら、そこまで難しくはありません。難しいのは◎(That's great!)でクリアすることです。
考え方のヒントは、「同じ形で繰り返せるところをさがすこと」です。そしてわからなければ、一部分ずつ完成させていくと答えにたどり着きます。この帰納的な考え方は、プログラミング全体に通じます。
※演繹的に考える場面もあります。
プログラミングは、コーディング力を鍛えるものではなくて、「考え方」や「思考力」を鍛えます。
print関数についての説明
最近ずっと取り組んでいる脳内コンパイルに取り組む前に、print関数の使い方について説明しました。
print関数はプログラム言語を学ぶときは、おおよそはじめに学習する関数です。「標準出力」ということもあります。「Hello,world」を出力しようということで学習するかと思います。
そのあたりをさらっと、説明して、実践です。
学習したあとは、その内容を使って脳内コンパイルです。今回は少し難しかったようです。特に、今回あまりを求める計算がピンとこなかったみたいです。帰って妻に同じことをきいてもピンときていなかったので、小学生のメンバーには難しかったかもしれません。
あまりを求める計算は、プログラムではよく使います。よって、もっとフォローします。あまりを求める計算は、「奇数偶数を判定する」「倍数を求める」などに使います。
大人がイメージしやすいようにExcelで仕事をする場面で考えてみると、一つ飛ばしの行を塗りつぶし色を付けるとか、決まった大きさの表罫線を引くとかに応用できます。結構社会に出て出番があるんですよ。
一度書いたプログラムを分析する
今日ここまで学んだことを踏まえつつ、かつて書いたプログラムをおさらいします。下は、わたしが前で実演しながら説明している様子です。
すこしずつプログラムコードを書き足していくことで、画面に表示されるものが変化します。永遠に止まらず動き続けたり、色が白黒だったり。あと、「デフォルト(初期設定)」という言葉も学びました。マイクラをプレイして聞いたことがあるそうです。
制御構造がすこしでもわかればいいなあと、いう回でした。
次回から、じゃんけんゲームを作ります
次回から、新テーマ「じゃんけんゲームを作ろう」です。4回に分けて、ゆっくり作ります。
それと、部屋が手狭になってきたので、広い部屋で開催します。お楽しみに。