モーター制御編6~自作モーターをプログラム制御~

2024年10月4日(金)は、7割ほどの出席でした。

  • 18時00分~18時30分 タイピング練習
  • 18時30分~19時50分 3極モーター製作とプログラム制御
  • 19時50分~20時00分 あとかたづけ

タイピング練習

タイピングの練習は、「寿司打」です。

先々週に、わたしのハイスコアを抜いたメンバーを表彰しました。

この日、わたしがさらにハイスコアを叩き出したら、表彰は取りやめのつもりでした。しかし、届かず。完全にわたしは打ち負かされました。

ちなみにタイピング速度は、220字/分以上です。タイピングを主に使う仕事についたとしても、十分に早い速度なのを補足しておきます。

この勢いで、プログラムも上達していきましょう! 

3極モーターの製作とプログラム制御

3極モーター製作と制御プログラムを、今回で仕上げます。

小中学生にモーター製作をしてもらって気づいたのは、電気的にうまくできても、構造的にうまくできないことが多いということです。そして、構造的にうまく製作できても、電気的にうまく製作できないこともあります。モーターは鉄心に電線を巻くだけのお手軽構造なのに、奥が深いなと感じました。

製作したモーターがうまく動かない実例と、解決策は以下のとおりです。

  1. そもそも電源を接続しても回らない
    • コイルの結線ミス。導通を確かめながら、接続し直して解決。
  2. 電源を接続すると、回ったり回らなかったりする
    • 整流子とコイルの接続箇所が導通不良。接続箇所をはんだ付けして解決。
    • コイル用エナメル線のエナメルを十分にはがせていなかった。エナメルを紙やすりでしっかり磨いて再接続して解決。
  3. 土台にコイルが干渉して回らない
    • コイルを巻き直して解決。

代表的なところは以上です。電気の知識がないと辛いなあ~と思いながら進めました。今後の反省点にします。

モーター制御プログラムが動かない

モーターの製作が完了したら、プログラムで制御します。

プログラムコードはすでに書いているので、接続するだけです。コードは下記からどうぞ。

モーター制御編3~ラズPicoでモータードライバを使うプログラム(オブジェクト指向)~

2024年8月23日(金)は、8割ほどの出席でした。 Contents1 タイピング練習2 モータードライバDRV8835を使ってモーターを動かすプログラム2.1 オブジェクト指向ってなんだ2…

ところが、エラーを吐いて動かないのです。

どうやらラズピコ本体の問題のようで、ラズピコを取り替えたら動きました

電源接続をまちがえて、マイコンを破壊したのでしょうか。ファームウエアを再インストールしたら動き出したので、完全に破壊はされていない模様です。

「電気」の知識が十分でないメンバーに、汎用のマイコンで電子工作する難しさを痛感したモーター制御編でした。