クラブ体験がありました~体験メニューはエッセンス~

6月5日の水曜日のクラブ活動は、体験希望が2名ありました。いつもどおりの活動の様子と、体験メニューで実感してもらいました。

メニュー

  • 18時00分~18時20分 タイピング練習
  • 18時20分~18時40分 マウス練習
  • 18時40分~19時50分 ゲームプログラミングのその前に
  • 19時50分~20時00分 あとかたづけ

タイピングとマウスの練習

体験メニューでは、タイピングとマウスの練習してもらいます。この練習は、クラブのメンバーになったとしても、ずっと継続して続けています

下の写真の前二人が体験者、後ろ二人がメンバーです。

練習に使うツールは、タイピングが「無料タイピング」「寿司打」で、マウスが「マインスイーパー」です。

一日15分で良いので、一生懸命取り組むと、3ヶ月後には見違えるほどに上達します。クラブでも実績があるツールですので、どうぞご家庭でも使ってみてください。

メンバーでなくても、当然無料で使いたい放題です。

ゲームプログラミングの考え方が大学受験に出る!

体験の方には、当クラブの優秀な講師が手厚くサポートしています。何回か続けてサポートしているうちに、後ろのメンバー二人のように自走できるようになります

それもそのはず、一人は当クラブでプログラム技術を磨いた上に、塾講師でもあります。もう一人は、プログラミングの経験は長くないものの、それだけにメンバーと同じ視点かそれに近い視点で一緒に学習できます。

教え方だけでいうと、わたしより余程うまいかもしれません。小さいクラブなのに、この層の厚さは大きな強みとアピールしておきます

オセロで繰り返しと条件分岐を本気で考える

プログラムにはじめて取り組むメンバーには、教本の順序にしたがって学習を進めてもらっています。しかし、ある程度プログラムに慣れているメンバーは、自分で課題を持ってきて取り組んでいます

自分で課題を持ってきているメンバーは、大学入学共通テストの「情報」科目模試に取り組んでいます。

大学入学共通テストの情報科目はまだ実施されていませんが、2025年から実施予定です。そして、模擬言語によるプログラミングの問題が出題されると公表されています。

模擬言語と言っても、ほとんどPythonです。Pythonは、光都ICTクラブで継続的に取り組んでいる言語です。Pythonを学んでいれば、おそれるほどではありません

さらに、今回メンバーが持ってきた課題は、「オセロ」のプログラムでした。

オセロのプログラムと言っても、ディスプレイでゲームが遊べるプログラムの問題ではありません。石の計数と勝敗判定をするプログラムを作る問題でした。

2次元配列と繰り返しを組み合わせた計数のコードは、よくあるコードです。アルゴリズムと言ってもよいでしょう。オセロの計数だけでなく、画像をコンピューターであつかうときにも応用できます。

勝敗判定には、石の数で条件わけをして判定します。かんたんなIF文です。プログラムに関する知識というよりは、適切に場合分けを考えられるかという問題です。

どれも、プログラミングをはじめてすぐに取り組む課題です。光都ICTクラブでゲームプログラミングに取り組みながら、実際的な力をはぐくめます。