ラズPicoでキーパッドを動かそう〜その5〜 SSD1306接続でトラブル多発
2023年12月8日(金)は、6割ほどの出席率でした。本日は、サポートの先生が不在につき、わたし一人でした。体験が1名いらっしゃったので、さらにてんてこ舞いです。
ということで、写真がありません。写真を撮る余裕がありませんでした。こういう日もあります。
- 18時00分~18時25分 タイピング練習
- 18時25分~19時50分 キーパッドの製作とプログラミング
- 19時50分~20時00分 あとかたづけ
タイピング練習
今回のタイピングの練習は、日本語入力です。使う教材は、下のサイトのWebアプリです。
https://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing/
前回に引き続き、キーボードの上に手ぬぐいをのせて練習します。タッチタイピングは、自転車に乗るのとおなじです。練習すれば必ずできます。そして忘れません。一生のスキルになります。
キーパッド製作〜その5〜
前回、キーパッド製作をだいたいのメンバーが終わったと書きました。間違いでした。
はんだの修正
よく見ると、ヘッダピンのはんだ付けを間違っているメンバーが何人かいました。間違ったのが一人ではないので、おそらく間違いやすいポイントなのでしょう。わたしが見逃していました。反省点として、今後に活かしたいと思います。
さて、間違ったはんだづけを取るには、下の写真のはんだ吸取り器を使います。
はんだ吸取り線もありますが、わたしはこちらの吸取り器の方が好きです。どちらも出番がない方が良いシロモノではあります。
実は、はんだの修正は難しいのです。基盤を痛めてしまったり、関係ない素子を壊したりします。そして何より時間がかかります。できるなら、はんだ修正をしたくないというのが本音です。
はんだ修正がたいへんなのを知っていると、はんだ付けの前に間違いがないか十分確認するようになります。ここが大切なポイントです。
SSD1306のエラーに悩む
これも何人かがドはまりしたエラーです。わたしも散々悩みました。
ラズPicoとキーパッド、SSD1306の配線はすべて正しく、コードにも間違いがないにも関わらず、SSD1306のモジュールでエラーを吐くことが何度かありました。原因は、ラズPicoとSSD1306を接続する「ジャンパ線」でした。おそらく表面から見えないところで断線していたと推断しました。
たちが悪いのは、表面上なにも問題点が見えないということです。わたしもジャンパ線の断線は盲点でした。わたしが作った限りでは、ジャンパ線の断線を経験していません。マーフィーの法則のとおり、「壊れるように作られているからには、壊れる」のであって、わたしが経験していないから壊れないわけではないのです。
この経験を積んで上達するのが、ラズPicoプログラミングの醍醐味でしょう。
パソコンだけのゲームプログラミングなら、画面のプログラムコードだけを追っていけば良い話です。ラズPicoは、プログラムも追わなければならないし、電子回路も追わないといけません。難易度が高い分、身につくスキルは段違いなのです。
本日で、いったんキーパッド製作はおわります。次回からは、WS2812B(カラーLED)を使って簡単なイルミネーションを作っていきます。