
プログラミングの前に、キーボードと考え方の土台をつくる
光都ICTクラブの本編クラブに入る前の準備講座です。
タイピングとアルゴロジック(パズル形式のプログラミング練習)を毎回くり返し、記録を取りながら、プログラミングに必要な基礎力をつけていきます。
パソコンをほとんど触ったことがなくても大丈夫です。相生・龍野・大津茂の3会場で開いています。
こんなお子さんのための講座です

パソコンはほぼ初めて。
タブレットには慣れているけれど、キーボードは苦手

プログラミングに興味はあるけれど、何から始めればいいか分からない

途中からクラブに入って、まわりについていけるか心配
いまの子どもたちはタッチ操作が得意ですが、キーボードとマウスは使う機会がほとんどありません。プログラミングで最初につまずくのは、たいていここです。コードの考え方以前に、文字が思うように打てないのです。
なぜ「いきなりプログラミング」ではないのか
私たちのクラブは、ゴリゴリのコーディングをさせることで知られています。コードを書くには、速く正確なタイピングが欠かせません。お手本のコードを一字一句打ち込む「写経」が上達の近道だと私は考えていますが、その写経も、タイピングができなければ始まりません。
以前は、入会したメンバーにすぐコーディングから取り組んでもらっていました。その後、プログラミングの前にタイピングとアルゴロジックだけをくり返す入門の段階を設け、一定の基準をクリアしてから本編へ進む形にしました。すると、この入門を経たメンバーのほうが、いきなりコーディングから始めたメンバーよりも伸びがよいと感じています。
ちなみに、私がタッチタイピングを覚えたのは10代後半です。いまのメンバーは、私よりずっと早くこの力を身につけられる環境にいます。



講座でやること

タイピング練習
日本語入力で練習します。最初は速さより正確さを優先し、正タイプ率が安定して90%を超えてから、少しずつ速度を上げていきます。毎回、正タイプ数と正タイプ率を記録し、前回の自分の数字を超えることを目指します。練習ツールをただ遊ぶだけでは、いつまでたっても上達しません。
アルゴロジック
JEITA(電子情報技術産業協会)が無料で公開している、パズル形式の教材です。ロボットを動かす手順を組み立てるうちに、「小さな手順を組み合わせて問題を解く」というプログラミングの考え方が自然と身につきます。


マウス操作
ドラッグ&ドロップや右クリックなど、パソコン操作の基本も練習します。
使うツールはすべて無料で、家でも同じ練習ができます。講座で練習の進め方とコツを覚えれば、あとは自分でいくらでも進められます。
本編クラブへ進む基準
次の基準をすべてクリアしたら、本編クラブへ進みます。
| 項目 | 基準 |
|---|---|
| タイピング(日本語入力) | 正タイプ率90%以上(目標は95%) 正タイプ数220タイプ/分以上 |
| アルゴロジック1 | ジュニア問題:すべて◎(二重丸)でクリア チャレンジ問題「入門」:すべて◎でクリア チャレンジ問題「初級」:すべてクリア |
この基準は下げません。本編では、この力がある前提でコーディングを進めます。基準に届かないまま進むと、いちばん苦しむのはメンバー本人です。
どのくらいで届くかは、家でも練習するかどうかで大きく変わります。
本編へ進んだメンバーの記録
入門の入門講座から本編へ進んだメンバーの記録を、2例紹介します。
| 本編までの期間 | 日本語タイピング (正タイプ数/分) | 正タイプ率 | |
|---|---|---|---|
| 小学4年生 | 9か月 | 56 → 241 | 90%以上 |
| 小学5年生 | 6か月 | 150 → 304 | 90%以上 |
どちらのメンバーも、講座の日以外に家で練習を続けていました。毎回記録を取ることで、自分の伸びが数字で見えます。それが次の練習の動機になっているようです。
活動報告でも、入門の入門のメンバーの様子を書いています。
光都ICTクラブについて
代表の中原崇宏は、JR西日本で新幹線のシステムを設計・構築した電気エンジニアです。
「自分が子どもの頃に欲しかった“迷わず挑戦できる環境”をつくりたい」
という思いで、2023年にクラブを立ち上げました。いまは西播磨の各地で活動し、50人以上のメンバーが在籍しています。



クラブという名前には理由があります。メンバーは私に教わりに来ているのではなく、同じ道を一緒に歩く仲間です。私は少し先を歩いている分だけ気づいたことを伝えますが、基本は一緒に考え、試し、動かす場です。
対象・持ち物
対象
小学生〜中学生で、パソコンに慣れていないお子さん(会場ごとの対象学年はお問い合わせください)
持ち物
- ノートパソコン(お持ちでない方は、パソコンのレンタル〈有料〉があります)
- 筆記用具
会場と日時
| 会場 | 場所 | 日時 |
|---|---|---|
| 相生 | 相生市立西部公民館 (〒678-0067 兵庫県相生市那波2004-25) | 原則 第1・第3水曜日 17時30分~18時30分 |
| 龍野 | JR本竜野駅2F 改札出てすぐ 多目的室 (〒679-4126 兵庫県たつの市龍野町中村) | 原則 第1・第3土曜日 10時00分~11時00分 |
| 大津茂 | 姫路市立大津茂公民館 | 原則 第1・第3土曜日 15時00分~16時00分 |
開催日はトップページのカレンダーでご確認ください。
相生会場
龍野会場
大津茂会場
料金
| 会場 | 参加費(1回) |
|---|---|
| 相生 | お問い合わせください |
| 龍野 | 1,500円 |
| 大津茂 | お問い合わせください |
- 月謝制ではありません。参加した回だけのお支払いです。
- パソコンのレンタル(有料)があります。詳しくはお問い合わせください。
参加までの流れ
会場を選び、お名前・メールアドレスなどを入力して送信してください。相談だけでもかまいません。
確認メールのあと、中原からメールをお送りします。参加日を一緒に決めましょう。
見学は自由です。参加する場合は、初回から通常の参加費がかかります(無料体験はありません)。1回でやめても問題ありません。
基準をクリアしたら、本編クラブへのステップアップをご案内します。
よくあるご質問
Q. パソコンをほとんど触ったことがありません。大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。キーボードとマウスの操作から始めます。
Q. どのくらいで本編に進めますか?
A. 基準をすべてクリアした時点で進みます。これまでの例では、小学4年生で9か月、小学5年生で6か月でした。家でも練習するかどうかで、期間は大きく変わります。
Q. 家で練習できますか?
A. できます。講座で使うツールはすべて無料で、家のパソコンでも同じ練習ができます。
Q. パソコンを持っていません。
A. パソコンのレンタル(有料)があります。詳しくはお問い合わせください。
Q. 1回だけ参加して、やめてもいいですか?
A. かまいません。無理に続けていただく必要はありません。
Q. 他の習い事と両立できますか?
A. 1回60分で、参加した回だけのお支払いです。他の予定でお休みしても無駄になりません。
タイピングは、生成AIの時代にこそ要る力
「AIが何でもやってくれるなら、タイピングはもう要らないのでは」と聞かれることがあります。
私の実感は逆です。タイピングに一生懸命取り組んできたメンバーは、自分の考えを言葉にする力が高く、生成AIを使いこなす力も高いのです。AIに何かを頼むにも、まず自分の考えを文字でコンピューターに伝えなければなりません。
その最初の一歩を、ここで一緒に始めましょう。